梅雨に入り、お天気の崩れる日も多いですね。
屋外のスポーツをするのにはなかなか難しい季節でもありますが
そんな時にはゆっくり読書をするのも良いものです。
というわけで、3回に分けて、院長の本の想い出を紹介します!
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私が、子どもの頃に読んでいた本と言われて思い出すのは
「じごくのそうべえ」と「エルマーのぼうけん」です。
「じごくのそうべえ」は読んでいたというよりは、
母親に読んでもらっていたというのが正しいですが、
その母親の読み方と内容とがとても面白く
何度も何度も読んでもらったり、読み直したりしていました。
母親はおもしろおかしくテンポ、声の抑揚、リズム、
声の大きさ、間の取り方などなど工夫して読んでくれるので、
毎回期待を超えてくる面白さだったと記憶しています。
記憶が良いように残っているだけなのかもしれませんが、
それはその後の本への関わり方に大きく影響していたと思います。
その後、自分で本が読めるようになった頃にハマったのが
「エルマーのぼうけん」でした。
「エルマーのぼうけん」は主人公エルマーが龍の子どもを助けに行く冒険活劇なのですが
最初は母親が読み聞かせてくれて始まった冒険活劇も
次第に自分で読み進めることになったことを記憶しています。
裏表紙に地図が書いてあり、その地図と物語とを見比べ、大興奮しながら読み進めました。
冒険に必要な地図、これがなんだかとてもワクワクしてたまらなかった感覚で
今でもその感覚は鮮明に残っています。
その後、「ズッコケ3人組シリーズ」「マガーク少年探偵団シリーズ」
「ぼくらシリーズ」などを読んで小学校時代を過ごしました。
これらの読書から冒険することに憧れ、
中高では歴史小説、歴史に基づく冒険にはまりました。
特に司馬遼太郎にはまり「項羽と劉邦」「関ヶ原」「竜馬がゆく」などなどを
思春期に読んだことにより、今の人生訓はその時に形成されたと実感しています。
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次回は読み聞かせの本について。どうぞお楽しみに。