
–––––– 島田さんは、PT(理学療法士のこと。以下PT)・なか整形外科それぞれ何年目ですか?
島田:PTは15年目、なか整形外科は5年目です。
–––––– 当院を選ばれたきっかけは何ですか?
島田:転職を考えたタイミングとちょうど同じ年にここが開業していて、一番はじめはインスタに出てきたんです。”こんなところが出来るんだ”と見ていて、入れている機材やコンセプトとかがこれまで勉強してきていることと似ていたこと、あとは手術もしているし、ドクターとの距離もある程度近い環境の中で、いろいろできることがありそうだなと思いました。当時は地元の広島で働いていたんですが、県外に出ることも考えていたこともあり、一旦お話を聞いてみようと連絡して。条件面とか受け入れ体制とかもある程度できていて、まずはzoomで樋口先生とお話をして、その後実際に見学に来て、入職という流れになりました。
–––––– 入職前とのギャップはありましたか?
島田:そんなにすごいギャップっていうのはない。でも最初は思っていたより運動してないなと思いました(笑)。運動療法をやってる人もちらほらいましたが、想像していたよりはベッド上での徒手療法の治療が多かったかな。あとはここはドクターの人数が結構多いので、色んなドクターがいるなと思いました。
––––––中途で入られて、現在はリハビリ室をまとめる主任というポジションですが、そこまでの経緯を教えてください。
島田:入職後半年経ったくらいに当時の主任が退職されて、実質半年で主任みたいな形にはなりましたね。最初はリーダーみたいな感じで3ヶ月やって、9ヶ月目に正式に主任になりました。

––––––それは大変そうですね…。でも島田さんは主任と並行しておこしやす京都ACや東山高校サッカー部のトレーナーとしても活躍されています。現在はどういうスケジュールで動かれていますか?
島田:僕自身は今は週に半日の東山高校サッカー部の練習帯同と隔週金曜午前中におこしやす京都ACの練習帯同をしています。あとは試合があれば帯同が入る形です。
クリニック全体としては、おこしやす京都ACは当初は週2回の練習帯同から始まりましたが、現在は試合の帯同もしています。昨年からは東山高校サッカー部への帯同も始まり、 今はおこしやす京都ACの帯同には2名、東山高校サッカー部の帯同には2名のリハビリスタッフが加わっていて、任せられる時間を増やしている段階ではあります。外部活動に携わっているスタッフは、こちらから是非やってくださいと声をかけたりはしていなくて、基本的には本人の希望に応じてという感じですね。
–––––– 外部で活躍する上で必要なことはどういうことだと考えていますか?
島田:まずはやる気がちゃんとあること。一言「やる気」と言っても、自分のためじゃなくて、関わるチーム、選手、周りの人たちのために、自分が何ができるかっていうことを考えられることが必要だと思います。
というのは、自分がやりたいからやるだけだと、 自分がやりたくなくなったらやめるのかという話になってしまうと思うんです。それでは責任を持って関わることができなくなってくる。自分のためだけじゃなくて、周りのことを含めて、関わる人たち、関わっている人たちの関わる人にも、ちゃんと視野を広げた「やる気」ですね。
それから報告・連絡・相談をなるべく早く、正確にできることも大切。 それに、例えば選手の情報を監督たちと共有する場合、「これを伝えたらこの選手はもしかすると試合に出してもらえなくなるかもしれない」ということもある。でも伝えなかったら伝えなかったで、何かあった時には選手の責任にもなるし、自分の責任にもなる。その判断はすごく難しい。基本的にはちゃんと伝えたほうがいいと思うけど、伝えた上でどうするのかというところまで考える必要があって、そういう状況判断は実際に現場に出ながら身につけていくものだと思いますが、難しさはありますね。
あとは外部の方と関わることが多くなるので、それなりに時間もかかります。ある程度時間管理ができることや、プライベートの時間でも連絡が来ることがありますが、緊急性がある場合もあるので連絡への返信ができることは必要かなと思います。
–––––– 島田さんが仕事をする上で大事にしていること、譲れないことはありますか?
島田:そんなに強いこだわりはないですが…。でも関わる人がいるってことは、そこにはある程度ちゃんとコミットしないといけないし、 まずは必要なことを考えて行動するようにはしています。「何でもいいけどどうでもよくない」というか。何に関わるかや、どんな方法で関わるのかは別に何だっていいと思うんです。 だけどその関わり方っていうのはどうでもよくない。同じことをするとしても、”自分がやりたいからやってる”ということと、その人をちゃんと見て、”その人に必要だからそれをやる”というのは違うと思うんです。自分が勉強したから・習ってきたからとか、自分が研究したいからというのが先行してしまうと子供の自由研究みたいになってしまうと思うので、その人にとってはどういう意味があるのか、これをすることで何のために役立てるのかっていうことを念頭に置いています。

–––––– リハビリ室の主任として、スタッフに求めることはどんなことでしょうか?
島田:「周りのことを配慮しつつ、自分の意思を持って行動ができること」ですね。
”これをやりたい”ということがあるとして、”じゃあ叶えるためにはどういうことをしないといけないのか”を自分で考えて動ける人であってほしい。 仕事としてやろうとしたときに、管理されている方が楽ではあると思うんです。でも管理しすぎると、本人の能力がどんどん落ちていくことにも繋がると思っていて…。
そして、その考えるというのは、やる気の話とも重なりますが、自分だけじゃなくて周りにも視線を向けて考えるということ。もちろん、最初のうちは難しいと思います。 例えば仕事を覚えるのが大変とか、絶対あると思うので、最初からはできなくてもいいけど、ある程度ステップアップしていくっていうのを頭の中で思い描いておいてほしいなと思います。
ある意味、ここは用意されている段階がないというか、1年目はこれ、2年目は、 3年目は…っていう決まったプロセスは今のところない状況でもあって。だから自分である程度考えないといけない。もちろん僕が「こうしたらいいんじゃない?」と考えることはできます。でも、それはあくまで僕が考えた道筋になってしまうので、任せきりではなくて、できれば自分自身がどういうことをしたいのか、そのためにどう進んでいくのか、自分なりの道筋を立ててほしいと思っています。もちろん相談してもらったら一緒に考えるので!
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お気に入りの設備:TRX

––––––どんな患者さんの治療に使いますか?
島田:高齢の方にも学生さんにも、全員使いますね。あと自分のトレーニングには特にボックスジャンプをよく使用してます。
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